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 今日もサボるので宜しくお願いします。
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 今日は待ちに待った

「野外街角コンサート」

の演奏日。
 僕等は9時に学校に集合して、楽器の音だしを始めました。

 そして11時に昼休みをとって、12時20分に事務室前に集合。
 楽器をトラックに積み込んで、僕等もコンサート会場へと出発しました。


 向こうの会場に着いた途端、

「蒼燈~!?」

 いきなり大声で名を叫ばれました。

 見てみると、スタッフとして会場に来ていた隣校の生徒で、先日ブログに書かせて頂いた「小さめのサイズがお好きな友人H」でした。

 側に行きたかったのですが、何分急がしかったもので、行けませんでした。

 その時僕がとった行動。それは…。

「ああ、H。急がしそうですね」

「あんた達の為にガンバっとるんで~」

「そうですか。では、続けて下さいね」

 簡単に言えば、あしらったんですね。


 まぁ、そんなこんなでコンサートが始まりました。

 何曲か演奏を終えたあと、司会の女性が叫びました。

「さぁ!ここで毎年恒例の〈貴方も指揮者コーナー〉!誰か、我こそはという人はいませんか?!」

 テンションが高すぎて、観客が引いていることはお構い無いしことを進めていく司会者。
 誰も挙手する人がいないので、目があった人から次々とマイクを向けていきます。

 最初の犠牲者は小さな少年、だったはず…。

「君、指揮者やってみない?」

「……(フルフル)」
 無言で首を振る少年。
 司会者は次の獲物を探します。

「オォッと!?ここには双子がいるぞ!さぁ、お嬢ちゃん達、指揮者やってみない?!」
「……(フルフル×2)」

 苦笑いをしながら素直に拒否する双子。
 あとから分かったことなんですが、この双子は僕と同じパートの一年生の妹だとか…。

「あぁ、どうしたどうした?!今日のお客様はノリが悪いぞ!?」

(貴方のノリが高すぎるんですよ…)

 そう心の中で呟いたのは、僕だけでしょうか?

「なぁ、あれ…」

 演奏者の間にざわめきが起こりました。

 何事かと思い、皆が指差す方向を見やる。                     するとどうでしょう?


 歩道橋の上からカメラのレンズを向ける怪しい人影。

 そう、それは紛れもない、あの世界史教師Hでした。

 部員は何故か大爆笑。顧問のNもそちらを見やって半笑い。

 そうこうしている内に、司会者が遂に獲物を仕留めました。


「さぁ!今回のゲストは何と外国人!?皆さん、暖かい拍手で向かえて下さ~い!!」

 司会者が連れて来たのは、何と僕等の高校で英語教師を勤めているイギリス人教師J。

 J、せっかく来てくれたのに、大変なことに巻き込んでしまってすみませんでした。まだ日本語にも慣れてないのに、指揮者をしろなんて、無茶な話ですよね。

 指揮棒を初めて持つJに、振り方を教える顧問N。

 Jが指揮棒を持った途端、歩道橋を駆け降りて絶好のシャッターチャンスをものにしようと意気込む世界史教師H。

 そして指揮棒を振り始めるJ。

 演奏するのは、SMAPの

〈世界にひとつだけの花〉

 元々赤い顔を更に赤く染めながら指揮棒を振るJは、途中で降参のポーズをとりました。

 今日の演奏会ほど記憶に残ったものはありませんね。

 では、この辺で終わっておきましょう。じゃないと、3000字越えてしまうんで。



 夜の6時00分、僕達吹奏楽部員は病院にいました。
 決して、病気や怪我といった理由からではありません。


 今夜は、その病院の3階にある大会議室でコンサートが行われるんです。

 出演するメンバーはこの面々です。


東京佼成ウインドオーケストラのプロクラリネット奏者、S.Oさん。

オペラ歌手、S.Nさん。

ピアノ奏者、N.Tさんです。


 いやぁ、凄かったですよ。

 クラリネット奏者の方は、実に表情豊かでしたね。目を開き過ぎて、眼球が飛び出さないか心配でしたけど、要らぬ世話だったようですね。

 オペラ歌手の方は、ソプラノを歌ったんですが、とても澄んだ声をしていて、上手でした。

 ピアノ奏者の方は、殆んど目にとまりませんでした。やはり、皆さんクラリネットや歌い手に目がいくものです。しかし、あのピアノあってこそのあの演奏ですからね。素晴らしかったです。

 十年に一度開かれるか否かというほどのコンサートだけあって、とても充実した時間でした。

 皆さんも、もし機会があればいってみてはいかがですか?


 なんだかんだ言っといて、昨日も日記をサボってしまいました。すみませんね、こんな自分勝手な僕で。
 でも、今日はしっかりと書かせていただきます。



「見て下さい、舞風」

「あ!これ俺が欲しかったやつ!」


「不良品ですが、これと同じ物があるんですよ。なんなら、あげましょうか?」


「マジで?」



 そういった会話が交されたのは、今日から数日前のこと。

 僕が舞風にあげようとしているのは、「古の時計」という懐中時計の中のひとつ、「望月」です。

 デザインはとても綺麗で繊細です。僕は気に入ったんですが、業者から送られてきたのは不良品。新しいのを頼むと、

「不良品はそちらでどうにかして下さい」

と返事がきました。

 だから、僕は懐中時計を舞風に見せて、いるかどうかを尋ねたら、即答でしたね。

 そして今日、「望月」を舞風にあげたんです。

「蓋が取れかかっているので、気を付けて下さいね」

「なんとか直す」

 舞風なら直してしまうでしょうね。



 そろそろネタもないので終わります。
 ところでシロ、

「交換日記風雑記」

を読んでくれました?

 貴方宛てに日記を書いてるんですけどね。


 昨日はサボったりしてすみませんでした。
 今日こそは張り切って書こう…と思ってはみたのですが、ネタがないんですよ。

 ほら、前にも言ったように、僕は記憶力が悪いんです。

 というわけで、今日もサボります。



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