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 今日は、舞風達が開く忘年会に強制連行されてしまって、ボーリング場に行きました。

 遅れてしまったらしばき倒されてしまうので、早めに家を出ました。

「兄(にい)、何か欲しい物はありますか?」

「じゃあ、サイコロのキャラメル二個よろしゅう」

 そんな会話をしながら、僕は黒いコートを羽織り、自転車に乗って数km移動。

 二十分程漕ぎ進めたら、例のボーリング場が見えてきます。

 舞風達と合流したあと、ボーリング場内で僕達の到着を待っていた男子三名(後に一名追加)と共に、名前をそれぞれカウンターに渡して位置につきました。

 シロのブログにも載っていたように、シロは1ゲーム目ではかなり順調でしたが、2ゲーム目からは不調になり、女子チームでは二位。1位は僕でした。

 男子チームの中に、「カッパ」というあだ名の人がいました。

 小学生のとき、同じあだ名の男子が居たので、彼を思いだしてしまいました。

 まぁ、彼も中学に入ってからはそんな風に呼ばれることはなくなったんですがね。

 おそらく、この忘年会は来年もやるのでしょう。

 僕もまた強制連行されてしますのでしょうか?

 明日は僕が舞風を映画に強制連行しますけどね。




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 冬休み初日、暇を持て余していた僕は、携帯写真コレクションを増やすために外へ出ました。

 最初にむかったのは裏山の上の方。

 そこには、昔奉っていた神様がいます。

 とりあえず、昔の風習に習って合掌。

 一通り散策し終えたあと、「おじゃましました」と念じて再び合掌し、山を下りました。

 途中、何度か滑り落ちそうになりましたが、あれは寝起きを害された神様のお怒りだったのでしょうか?

 まあ、神の怒りはほっといて、次はコンクリートの登り坂を進みます。

 すると、ワンワンと犬の鳴き声が聞こえてきました。

 見やると、近所のダックスフント二匹が、トラックの荷台に繋がれたまま、僕に向かって「こっちに来いよ!」と吠えたてていました。

 近付くと、胴長の体を精一杯伸ばして僕の唇を奪います。

 犬にキスされるのは初めてじゃないので、そこまで悲鳴はあげませんでした(〇ナバウアーのような体勢をとってしまったのは仕方ないとしましょう)。

 にしても、いくら小さいといっても二匹を相手にするのはキツイです。

 右から来たと思ったら左からもう一匹が来て、一匹を相手にしていたら腕の間から別のダックスがやってきます。

 じゃれあいは疲れます。五歳の女の子を相手にするよりは幾分も楽ですがね。






 暇です。

 なにか、面白いことはないんですかね?

 明後日は終業式なので、し明後日からは冬休み。

 小説の続きでも書きますかね?


 僕の兄はフラワーアレンジメントの国家資格を持っています。

 そのため、祝い事などで花束を貰ったときは、それをオアシス(切花を突き刺す緑色のやつですよ)にブスブスと刺し込んでいくのです。

 さすがは国家資格所持者だけあって、綺麗に仕上げてしまいます。

 例え、それが葬儀のときに貰った花であっても同じこと。

 葬式の場所ではそつなく飾られている花々も、兄の手にかかれば、華麗に華やかに仕上がります。

 とても美しいんですが、兄は材料が足りなくなると、裏の山から調達してくるんです。

 だからたまに、カーネーションの横につつじの葉が刺し込まれていたり、カスミ草の傍らにそこらに生える雑草が刺し込まれていたりしますからね。

 足りない材料を買い足すなんてしませんよ。

 材料なんて、裏山に腐るほど、いえ枯れるほどあるんですからね。

 あ、今しがた、母のスリッパの端が裂けましたね。

 後で縫って、再利用するそうですよ。

 花も日用品も、リサイクルが大切ですね。






 暇だったので、少し遠出してみることにしました。

 自転車に跨り、漕ぎ続けること数十分。いつもは通らない道を進んでいました。

 そして、フとあることに気付きます。

「はて…」

 辺りを見渡して、景色を眺めます。

「…ここはどこですか?」



















 ええそうです。

 高校生にもなって、迷ってしまったんですよ。

 そうですよ、僕はどうしようもない奴なんですよ。

 どうせ僕なんて、方向音痴の見本のような情無い奴ですよ。

 とりあえず、なんとかして見覚えのある場所まで出なければ…。















「こっちの道は外れでしたね。じゃあ今度はこっちの道を……」
















「あれ?ここはさっき通ったはず…。ならばこっちを……」




















「あれぇ?なんで川があるんですか?」

















 小一時間迷った結果、漸く目的の店を見付けました。

「はぁ、疲れましたねぇ…」

 必死の思いで辿り着いたのですが、特に目に止まる商品は無く、そのまま帰りました。

 帰る途中に本屋を3軒はしごし、最後に母からの頼まれものである「糸こんにゃく」を買って帰りました。

 こんにゃくの場所も分からずに、30分程店の中を迷ったことは、言うまでもありませんね。








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