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 今日は、女神Kと一緒にエラゴンのCDを探して、数件の店をハシゴしました。

 しかし、なかなか目当ての物は見付からず、帰宅することになったのです。




「結局、どの店にも無かったですね」

「うん。欲しかったにぃ~」

 自転車に跨ったまま、女神Kが唸ります。

「そういえば、あそこにもCD屋がありましたね」

「あぁ、あっこか」

「行ってみますか?」

「行く行く」

 最後の望みを託して、僕達は店に向かいました。













「やっぱり無いねぇ…」

「それはそうと、これは何ですか?」

 指差したのは、床に置かれた段ボールの数々。その中には、沢山のポスターらしき物。

「見てみます?」

「うん」

 手に取って拡げて、最初に目に入ったのは…。

「し、少年陰陽師…」

「ワァオ!」

 驚いて声をあげる女神K。

 少年陰陽師のポスターを目にした僕は、ある考えが頭に浮かびました。

「K」

「はい?」

「このポスター、舞風にあげたら喜びますよね」

「アッハハハハっ!」

 手を叩いて笑う女神K。

 ですが、そのポスターはCDを買ってくれた人だけにおまけとしてあげる物らしく、僕等は貰えませんでした。

 と言う訳で、お土産は無しですよ、舞風。







 兄の部屋にあったゲームやらのポスターがどこで仕入れたのかが分かりました。





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 8時頃、僕の従兄弟が嫁と息子二人を連れて遊びに来ました。

 従兄弟夫婦は僕達一家と面識があるため、直ぐに寛ぎ始めます。

 しかし、息子二人はそうも行かず…。













「S君、お菓子食べる?」

「…(コクン)」

「何か飲む?」

「…(コクン)」

「眠たくなぁい?」

「…(コクン)」














 母の問掛けに、頷くことしか知らないかのように、4才のSはただただ首を縦に振るだけ。

 そんなとき、

「アゥアィ~!?」

 不思議な奇声をあげながら、弟のFが1・5リットルのペットボトルを叩き始めました。

 出したポテトチップスを握り潰すわひっくりかえって後ろ頭をぶつけて泣き出すわ、散々でしたね。

 ですが、やはり幼子だからでしょうか。どこか憎めないんですよね。

 ひとつひとつの行動が可愛いんです。

 近所にも、5才の少女がいるんですが、従兄弟の子は男の子なので、違うんですよ。

 で、募る話も語りつくし、いざ帰ろうと時計を見たら11時00分!

 従兄弟は「長々とお邪魔しました~」と呑気な声で去って行きました。

 時間も時間なので、僕が眠りに付けるのは1時を過ぎてしまうでしょう。

 楽しかったですが、寝不足決定です。









 昨日書いた通り、今日は舞風達が、偵察という名の遊びに来ました。

 来た直後、僕は二人をパソコンのある部屋に通します。

 舞風にいろいろと教えて貰う予定なんですよ。例えば、電子メールの送り方とかなんとか。












「じゃあ、教えて下さい」

「まずここをクリックして、これを出すやろ? そしたらこれを選択してコピー。うんで次行って張り付けて……」

「????????」












 すみません先生、高度すぎる授業内容なんで理解出来ません?!











「ぺー! 駄目だこの子、根本的なことわかってない?!」

「姐さん落ち着いて! ゆっくり教えれば解ってくれるはずなんだ!?」

 二人にとても迷惑をかけてしまったので、お礼にチーズケーキ(母手作り)とお茶とジュースをご馳走しました。

 二人とも、また教えて貰わなければならないことが出来るかもしれないので、その時はよろしく。












 PS.母がまたおいでと言ってましたよ。






「ほら、そっちのモンを早く持って来んか!ああもうこんな時間やん、日が暮れる?!」

「…なら明日にしませんか?」

「明日はお前の友達が来るんやろぅが!こんなひきちらかした部屋に連れ込むつもりなんか?!もう、あんたは汚ギャルよ汚ギャル!!!」

 母よ、汚ギャルはもう死語のはずでは…。

 そして、何故こんなに僕が怒鳴られているのか。

 それは、母が僕の部屋に何らかの理由で入ったため。

 僕はあまり汚いとは思わないんですが、母はどうやら気に入らないらしく、二時から四時まで大掃除。

 普段いじくることのない押し入れの中をひっかきまわし、要るもの要らない物を分別しました。

 結果、要るもの:要らないの割合は9:1。

 地球の陸地と海の割合を上回りました。

 サラリーマンの髪型も上回ることも出来ました。

 素晴らしいですね。






 厄日でした。

 冬休みに出されていた情報の課題を、家に忘れてしまったんです。

「なお、宿題を忘れた者は居残って、やってもらいます。先生前も言いよったけん皆まぁさか忘れてないよなぁ?」














 ………まずい!まずすぎます!!

 しかし、このまま黙っていてもいずれバレます。

 バレてしまったら、世にも恐ろしい体験をしてしまうでしょう。

 正直に話した方が、身の為ですよね…。













「先生」

「ん?どしたん時塔」

「課題忘れました」

「じゃあ一からやり直しな」
















 ……鬼(ボソ)。














「じゃあ、せめて家に取りに帰ってもいいですか?!」

「6時までには戻って来いよ」

 よし!と思いましたね。

 家に帰れば父が居ますから、課題を持って学校まで送ってもらう事が出来ますからね。

 終礼が終わって、僕は自転車を必死に漕いで、20かけて家に帰りました。

 帰り着くと早速部屋に駆け込み課題を探し、数秒もしない内に発見。父に送り迎えを頼みます。

「学校にもう一度行かなければならないんですけど、連れてって下さい」

「あ、俺はもう酒飲んどるけぇ無理やぁ」














 何昼間っから酒飲んでるんですかぁぁぁ!!!














 仕方なしに、また20分自転車を漕ぎ続けました。

 やっとの思いで辿り着いたにも関わらず、先生は職員室には居らず、机はモヌケのカラでした。

 課題を置いて、僕は今日で四度目の、合計16kmの距離を走りました。

 明日は持久走もあるというのに、既に足がパンパンです。

 誰か、安らぎを下さい…。







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