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「メイド・イン・タツヤ!」
「タツヤオブワールド!」 「時塔、その眼鏡のブランドは?」 「TATSUYA!」 「タツヤが全てだぁぁぁぁぁっ!!」 「いやぁぁぁぁぁぁっ!!」 ~回想~ 体育の時間、僕は隣に座っていた友人ノッチと話をしていました。 その日は今後の授業でこなすスポーツの種目決めで、僕らは比較的楽しく過ごせました。 「よーし、お前ら。やりたい競技の時に立てよー」 体育担当の色黒教師が言うと、隣のノッチは不機嫌そうに僕を見て。 「何で立たないけんの? 手ぇ上げればいいじゃん」 「まぁまぁノッチ。立った方が数え易いんですって。多分」 眉を寄せるノッチをなだめつつ、僕らはどの種目にするかを話しました。 結果、バトミントンとテニスをすることに決定。 「次ー。バトミントン立てー」 色黒教師が言い、ノッチが腰を上げました。 「時塔、勢いよく立つよ」 「え? 勢いよく“タツヤ”」 WHAT?! 「と、時塔。タツヤって何っ! つーか誰?!」 「とりあえず立ちましょう」 僕の些細な聞き間違い(呪いのイヤホン発動)をより、僕らの“タツヤフェスティバル”は開幕したのです。 「時塔、次の授業何?」 「タツヤ!」 「ノッチ、掃除場所はどこでしたっけ?」 「タツヤ!」 「ぅわっ! 鼻から何か出た?!」 「タ、タツヤ?!」 「バファリンの半分はタツヤで出来てるんだ!」 「メイドインタツヤ!」 「ウェルカムトゥタツヤ!」 「しまった、タツヤ置いて来てしまった!」 「待ってろタツヤァァァ!!」 「世界はタツヤによって創られているんだぁぁぁっ!」 「「ア゛ァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」」 中学二年の時、僕を担当して下さった先生(タツヤ。愛称タッちゃん)。 馬鹿な理由で名前を連呼してごめんなさい。 でも楽しかったです。 PR 今日は初バイトの日。
迎えの車に乗り数十分で辿り着いたのは、幼かった僕が足を踏み外し転落したプールのあるマリンカルチャーでした。 早速、自分の役割を与えられて向かったのがレストラン。 僕はそこで皿洗いを担当しました。 僕の他にもう一人、皿洗いの担当がいたんですが、彼女はどうもテンパってしまったようで……。 「なぁ、洗うのが追い付かんのやけど!」 「頑張って下さい。後がつかえてるんですよ」 「わかっ」 ヒュッ。 パリン。 (・ω・;Ξ;・ω・) 僕の目の横を弧を描き華麗に舞っていったのは、皿でした。 しかも見事にまっぷたつ。 幸いにも、お咎めは無しでした。 初バイト。八時間立ちっぱなしの皿洗い。 キツイ……(ノд<。) 昨日は我が文芸部に三人のメンバーが加わりました。
喜ばしいことですね。 見学に来たとき、一番僕をいじめていたウッチーは、舞風のブログによれば吹奏楽に入部した様子。 ウッチーが文芸部に来なかったせいかどうかはわかりませんが、妙な夢を見ました。 ~回想~ 「ウッチーです。今日からよろしくお願いします」 「どうぞどうぞ。座って」 何故か新文芸部員として図書室にいる彼女(因みに一人です)。 ウッチーは僕の隣に座り、目にもとまらぬ素早さで僕のメガネをぶん取りました。 「はっ、なにを!」 「部長さんにはこれ~」 ウッチーはにこやかに笑い、僕の頭にカチューシャらしきものをはめました。 すると、何故か爆笑しだす白咲達。 それぞれが頭の天辺あたりを指差して腹を抱えて涙目。 おそるおそる触ってみると……。 「……にゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」 頭には、フワフワの猫耳カチューシャ(黒)。しかも。 「にゃにゃにゃ、にゃぁぁぁ」 猫語しか喋れません≡^ΦωΦ^≡ 「部長さん。部活中はずっとそれね」 「にゃっ?!」 「因みにそれ、あたしじゃないととれませんから」 「にゃにゃっ?!」 「逆らったら、授業中もそれですよ」 「う、にゃあ……」 その後は、猫耳とお揃いの黒い尻尾をつけさせられたり、黒の全身タイツを着させられ四つん這いで図書室の中を三周しました。 勿論、命令したのはウッチーです。 しかし、悪乗りした舞風に逆立をさせられたり、白咲に「取ってこーい!」と言われて大きなものを投げられたり(大きなものは図書室の司書さんでした)、女神に猫のままジュースを買いに行かされたりで、散々でした。 ウッチー。 貴方はそこまで鬼畜だったんですか? 今日は絶好の遠足日和。
近くにある運動公園に来た僕らは、長縄大会を終了したあと(因みに、僕のクラスの記録は0回でした)、各自で弁当を広げました。 「時塔。ほら、恵んでやるよ」 遠足のお菓子を家に忘れた僕は、ノッチやらの友人に飴を恵んでもいました。 それからしばらくの間、10人ほどでケイドロをして遊んだんです。 しかし、鞄のところへ戻ってみると……。 「……時塔よ」 「なんですノッチ?」 「あたしの飴が……」 そう。 鞄の中にいれたはずのノッチの飴が、何故か地面に散らばっているのです。 「開けたばっかなのに、もう5個しかないよ! どーゆうこと?!」 ノッチ撃沈。 近くにいた友人の話によると、強い風が吹いたときに沢山の飴が散らばり、それに気付いた男子やらが蟻のようにかっ拐って行ったそうです。 強かったですからねぇ、今日の風は。 それからしばらく、ノッチは飴を大事そうに抱えていました。
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